PyCharmでJavaScriptのデバッグをする


概要

PyCharm(Professional Edition)では、WebStormの機能の多くをカバーしています。プラグインをインストールすることで、WebStorm無しでJavaScriptプログラムのデバッグが可能になります。

なお、以下の説明では、OSとしてMac OS X, デバッグ用のwebブラウザとしてChromeを使用することを想定しています。

注意

無料で使用できるCommunity EditionではWeb development機能が含まれていないため、おそらくこの機能は使用することはできません。 PyCharm Community版とProfessional版の機能比較

事前準備

PyCharmの設定を行なう前に、あらかじめ以下のソフトをインストールしておきます。

PyCharmの設定

PyCharmのメニューから、[Preferences]-[Plugins] を選択します。新しいウィンドウが開くので、[Install JetBrains Plugin...]ボタンを押します。 f:id:kichi941:20161221193658j:plain

プラグインの中から「NodeJS」を選択しインストールした後、PyCharmを再起動します。 f:id:kichi941:20161221193734j:plain

動作確認

PyCharmプロジェクト内のHTMLファイルを右クリックし、[Debug 〜.html]を選択すると、自動的にwebブラウザ(Chrome)が起動します。f:id:kichi941:20161221193819j:plain

PyCharm上のエディタで、JavaScriptソース上にブレイクポイントを設定しておくと、その場所で実行が一時停止状態になり、デバッグできるようになります。 f:id:kichi941:20161221193841j:plain